「この病気は、もちろん発病した当初は本人も落ち込むかもしれないですし、家族も心配するかもしれないですし、また将来への希望が閉ざされたように感じることがあるかもしれません。

けれども、やはり前向きに正しくご本人が努力していけば、その努力がご本人を救います。周りの方もそういうご本人のご家族の方々もその本人の努力を応援してあげてほしいと思っています。なぜならば、必ず良くなるからです。もしそれが信じられなかったとしても、私のように良くなっている人もいるということは知っておいてほしいです。そして、私のような存在が、ご本人やご家族の方にとっても希望になれれば、これほどうれしいことはないと思っています。」

「私は今まで述べてきたように、自分が非常に回復しているなあと感じているので、その正しいやり方といいますか、認知、考え方の修正や、しっかりとした優れたリハビリ、また服薬を怠らないこと、この3つに気をつければ、この病気は必ず良くなるんだよということを、確信を持って伝えたいと思っていました。だからこのように、多くの方に呼びかけることのできる機会があれば積極的に参加してきましたし、これからも積極的に参加していきたいと思っています。

なので、少しでも病気に苦しんでいる人の希望になれたらうれしいと思い、このたびのインタビューを快諾いたしました。」