統合失調症と向き合う

体験者の声 医療者・支援者の声 家族の声 私たちの活動紹介 イベント おしらせ
榎田伸也さん
榎田伸也さん
(えのきだ・しんや)
35歳、男性。22歳のときに発病し、2000年、26歳のときから2年間、入院を体験する。現在は2週間に1回通院。地域活動支援センター「ふらっと」を活用しながら、詩の創作他さまざまな活動に意欲的に取り組んでいる。両親、妹との4人家族。
movieImage
<<  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  >>
1インタビュー協力の動機

「想田和弘という監督の『精神』というタイトルの映画を知って、実際に観たことがきっかけです。この映画は、健常者と精神障害者との見えないカーテンとなっているモザイクというものをなくして、テロップもBGMも一切ない映像と音声だけで表現している映画なんですね。で、地域の診療所の様子ですとか、そこでの当事者の生の声が、ありありと映し出されていました。

私自身この映画を観まして、モザイクというものが、いかに精神障害者の偏ったイメージを作り出しているかということが、よく実感できたわけなんです。そして隠す、または隠されること自体、本来はまったくいらないことなんだということに気づかされたんですね。それならば、自分自身が、ありのままの姿で、自然体で主張して、ぜひ、日本のみならず世界に発信できるインターネットという方法で表現することをやってみたい。で、他の人からどのように受け止められても構わないから、とにかく主張していきたい。そう思ったことが、このサイトに出演しようと思ったきっかけです。」

<<  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  >>