「短期大学を二十歳で卒業したのですけど、その年の新卒入社したIT企業において、入社5年目ですから25歳の時に今後のキャリアプランを巡って、上司、経営者と口論になって、被害妄想ですとか、幻聴、意欲の減退、不眠といった症状ですとか(が出ました)。
それから身体症状のほうも、下痢とか腹痛、胃痛とか胃腸を中心とした症状が発症して。その時に自分が『メンタルがちょっとおかしいんじゃないか』ということを自覚して、それで地元の大きな病院なのですけど精神科を受診しました。自分で両親に話をして、『ちょっとメンタルのほうがおかしいんじゃないか』という話をした上で。(受診)させていただいて。
自分は学生時代からそうだったのですけど、生徒指導の教師とかに公衆の面前で注意されることが多々ありまして。そういうのがあの時は溜まりに溜まって爆発してしまったという感じだったのですね、その叱責された時期というのは。その時にやはりずっと感じていたのだけどメンタルがおかしいのではないかということに自分が自覚して、取りあえず1回限りでいいから精神科に行ってみようということで、地元の大きな精神科の病院に行かせていただいたのですね。」
「小さい時は、本当に親の言うことを聞かない子どもでした。だから集団行動がとにかく苦手で……。ただ親にそのへんの迷惑をかけたなということは、親に対してちょっと反省しなければいけないし。だからこういう病気になったということもちょっとありますね。
中学の時に、生活指導とか生徒指導の講師からみんなの居る前でどなられたりとか、濡れ衣を着せられたということが多かったですね。
高校の時は、自分で選んだ学校ということもあるのでそういうことはなかった。友達とか学校にも恵まれて、その3年間は落ち着いていましたね。」
「短大入った頃からそうだったのですね。元々大学受験に失敗した結果として短期大学に入った部分があったので。
それに短期大学自体が、(自分が望んでいた学生生活とは違い)、ほんとうに苦痛でしたね。でもやはり親が学費を払っているから卒業だけはしないと、就職はしないといけないなという気持ちだけはあって。それだけはしっかり頑張ってこられましたね。
(就職して)5年と半年なのですけど、在職期間は。ただ、人事異動がたびたびあって、それで、そういうことで溜まっていたものが爆発してしまったという感じでしたかね。」