「家族は怒ってばっかりいたからね。何をするにも怒っているから。病気は理解してはるのかどうかしらんけどね、『教えたらなあかん』っていうのがあるみたいでね。

間違ってはいないんですよ、私が間違っているんやろうけど…、言い方もあると思うんです。上からワーって言うんじゃなくてね、『こうこうこうやろ？』みたいな、そういうふうに言うてほしいんやけども、なんつうかな、ワーって言うからね、『もうええわぁ』みたいな…。」

「楽。全然違う。

不安は糖尿のことだけですわ。だから、（実家では）親がキャベツばっかり出すから…、こっちの料理はおもいっきり多いし、脂っこいしみたいな。自由にはできる、門限あらへんし。」

「話を聞いてあげてほしいね。ワーって、言いたいのは分かるねん。（当事者は）どんくさいし何もしないし、薬飲んだらボーっとしとるしね。言いたいのは分かるんやけどね、やっぱりちゃんと話を聞いて、向き合ってやってほしい。」