統合失調症と向き合う

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森本隆道さん
森本隆道さん
(もりもと たかみち)
50代前半(取材時)。11回の入院を経験。8年前に親元を離れ一人暮らしを始める。現在は、同病のパートナーと一緒にグループホームに住んでいる。通院している病院のソーシャルワーカーの紹介でピアセンター(就労継続支援B型事業所)とつながり、ピアサポーターとして病院のイベントへの参加や中学校などで体験談の発表などを行っている。
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8偏見や差別について
Q.病気や障害のことで差別や偏見を感じたことはありますか

「差別を感じることは多々あります。バスに乗っている時に障害者手帳を持っていると、嫌な想いをされるのではないかなと思います。運転手さんはそうではないのだけど周りの方がね。う……ん、なんとなくね。」

Q.差別や偏見が少しでも無くなるために大切なことは?

「僕たち当事者も声をあげて健常者の方に訴えたり、分かってもらえるようにしていかないといけないと思います。理解してほしいですね、僕たちの病気について。普通の方々には理解しようと思っても分からないかもしれないけれど、当事者が複雑な思いを抱きながら人生を生きているということを分かってほしいです。」

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