統合失調症と向き合う

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森本隆道さん
森本隆道さん
(もりもと たかみち)
50代前半(取材時)。11回の入院を経験。8年前に親元を離れ一人暮らしを始める。現在は、同病のパートナーと一緒にグループホームに住んでいる。通院している病院のソーシャルワーカーの紹介でピアセンター(就労継続支援B型事業所)とつながり、ピアサポーターとして病院のイベントへの参加や中学校などで体験談の発表などを行っている。
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1現在の普段の生活について
Q.現在の普段の生活について教えてください

「朝は、早い時は5時頃に起きることもありますが、今はだいたい8時頃に起きています。夜は遅くて、寝るのは午後11時頃〜12時頃になることがあります。

就労継続支援B型事業所のピアセンターでピアサポーターをしています。今までは、週2回通所していたのですが、この頃は行けなくて……。実は、去年(2018年)の4月に症状が酷くなって騒動を起こしてしまい、入院したのです。それ以来、事業所には行っていません。ただ、B型事業所(ピアセンター)を通して市から中学校の生徒や先生に向けて体験発表の依頼があった場合は参加しています。

出演したドキュメンタリー映画『ありがとう3』(2018年製作)が、地域のコミュニティで放映され、その場で出演者の一人として発表を行っています。」

ピア:仲間とか対等という意味

Q.利用している福祉・社会的サービスを教えてください

「就労継続支援B型作業所(事業所)と病院の訪問看護と、グループホームを利用し、訪問看護は週に1回金曜日に1時間、2名の方が来てくれています。血圧や脈なども測ってくれますし、お薬のことは、『飲めていますか?』と確認する感じですね。それから障害者手帳を持っていて、半額になったり、美術館など公共の場では無料になったりしますので、活用しています。」

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