統合失調症と向き合う

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渥美正明さん
渥美正明さん
(あつみ・まさあき)
44歳、男性。16歳から引きこもりになり、23歳で統合失調症と診断された。2回の入院を体験し、現在は、服薬とデイケアなどで入院することなく症状が安定している。地域活性化のボランティア活動に参加している。母親、妹と3人暮らし。
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8医療スタッフとの関係について

「やっぱり治療していただいているときに、職員さんの面倒見が良い医療機関なので、スタッフさんとかに相談していきながら、医療体制、体質を決めていただいています。

まあ一人の患者さんだけ(に)関わり合って、係っているわけじゃないですから、職員さんも広く見なきゃならない面もあって行き届かない面とかあるかもしれないですけど、そこはなんとか、その我慢というわけではないですけど、ちょっとは自分のわがままをなくさきゃいけないなとか、見ていただきたいんだけども他の友だちに関わっている、用事(を)やっているんだなという形で、少し我慢さしている面と(かが)あるんですけど。
まあ時期によって職員さんの顔ぶれも変わってきちゃいますのでね。定年で退職していっちゃう職員の人とか、そのつどそのつど対処の仕方が違うようなタイプの人なんで、そういった面がちょっと。まあ初対面だから理解してくれるまで、例えば治療を受けてみようとかっていうような感じですね。

やっぱり医療機関の職員さんは職員さんで、今度は新しい職場だと患者さんの名前と顔を覚えるのって結構たいへんだっていう面ってあるじゃないですか。僕も同じで、やっぱりどういった治療の仕方をしてくれるタイプの職員さんなのかなとかそういった感じとして僕、思っていますね。」

●医療スタッフから言われてうれしかったこと

「やっぱし前向きだねって言われたときは、前向きでうんと誠実感があるっておっしゃられたときは一番嬉しかったですね、職員さんとか先生方に。清掃の仕事やっていたけど、それだけビジネスマナーのほうも身に付いちゃったのかなっていうような感じで見ていただいて、誉めていただいています。」

●先生との信頼関係について

「この5、6年でちょっと再入院ないもんでね、まあ。医師と当事者というのは常に報告連絡相談、こういった症状なんだけどって。うちの医療機関の場合、特に電子カルテなのでね、自分の担当のワーカーさんと先生と私と3人で電子カルテのほうでいろいろと連携組んでいただくような治療を受けられるじゃないですか。そういった医師も渥美さんを信頼してるから、じゃあ渥美さん僕も信頼してるっていうと。まあねえ、良い先生、良い主治医の先生にあたるとぶつかると、なんというか誇りを持てるようになってくるんですね、良い先生に対してね。お互い信頼し合える、し合えなきゃ信頼関係ってできませんから。へんな薬出しているなとなると、先生もいいかげんな治療の仕方してるんだなって形で、そこでまた溝ができちゃいますよね。お互いに信用して信用し合えるあのう友だちみたいなね言葉のキャッチボールみたいな会話もできるような、最初は世間話から入って、あとはその治療に関しての相談とか報告連絡相談ですか、「ほうれんそう」って言うんですけど、きちっとやらせていただくと、ちゃんと自然に医師と当事者の距離がこうやって、逆にあくんじゃなくって親しくなれますね。」

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