統合失調症と向き合う

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しなちゃん
しなちゃん
(ニックネーム)
22歳のとき(1997年)に統合失調症と診断。現在はクラブハウス「ForUsフォーラス」のメンバーとして活動。また結婚をして安定した生活を送っている。
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5病気との向き合い方
●幻聴が出ても受け流す

「やっぱり統合失調症なので、自分で自覚しているのは幻聴と妄想が、妄想はもうほとんどなくなってきているんですけど、幻聴がまだ少しある感じで…。幻聴は、例えば言葉の幻聴とか、音楽が頭の中で鳴り響くとか。(それは)突然ですね。なにも聞こえないときは聞こえないんですけど。でも例えば音楽の幻聴とかでも、自分の好きな音楽が頭の中に流れているときは、そういう幻聴は心地いいですよ。言葉の幻聴とかがすごく嫌です。やっぱり暴言とか…。うーん、聞こえちゃったら聞こえちゃったで、それはもう流して忘れていくしかないですね。」

●ありのままでいい

「やっぱり定時制高校を卒業して、いい薬との出会いがあって、薬が減って、で、ほんとにいい状態になってきてから、障害者手帳もらって、それからやっぱり自分はこれでいいんだって、ありのままでいいんだ、って思えるようになりました。(それまでは)自分はやっぱり障害者とか、そういう自覚もなくて、認められなかったですね。」

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