統合失調症と向き合う

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小沢亜季さん
小沢亜季さん
(おざわ あき)
1976年(昭和51年)生まれ、36歳(収録時)。20代前半に眠れない、食べられないなどの症状が出たことで心療内科を受診するが、症状が悪化し、3年後に精神科を受診。発症前には夫が自死するという体験がある。現在は再婚し、収録直前、障害をオープンにして一般企業で1日4時間週5日の仕事に就いた。
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12治療について
Q.投薬以外に受けた治療はありますか

「治療としては特にないです。ほんとに受診して、先生にお話を聞いてもらうのがメインです。」

Q.デイケアに通ったことはありますか

「デイケアには、結婚する前にも、市で行っているデイケアを割と早く知ることができて、最初は一人でとても通えなかったので、母についていってもらって、何回か…。

その中で2年ぐらいいて、それを元に結婚した時に、移り住んだところで、市のデイケアのほうにお世話になって、その中で1年半過ごしました。その中でずっと自分がいるというのも、やっぱり周りの人から見ると、自分がやっぱり症状が軽いんだなということに気づくことができて。自分自身が社会のために何かできることは?と探した時に、やっぱり就労につなげていくことかなと思って、それでそういうデイケアを利用していたのですが、そこからいったん離れて社会に出るようになりました。」

Q.何かを判断する時、誰かからのアドバイスを参考にしますか

「周りから言われることというのは基本的になくて、やってみたいとか、好奇心が出てきた時を自分の中で1つの節目だと思って、今まで、大方のことは自分で決めてきました。

最初は、やっぱりデイケアも通うことが精一杯。人とほんとうにしゃべれなくて、その場にいるだけのこともたくさんあって…。その中で、だんだん当事者同士で話をする中で、自分のほうがやっぱり話している相手よりも恵まれているというふうにだんだん気づくようになって、そういう中で自分で考えて行動することが多くなりました。」

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