「そうですね、極力考えないようにしているのがいいのはいいんですけども。治る病気だと思いますので、あきらめないで、それでやっぱり素直に先生の言うことをきいて、ちゃんと治療すれば、入院している間、僕はそんなに苦しいほうじゃなかったと思うんですけども、苦しまないで一緒にやっていけると思うので。」

「そうですね、（家族とは）ときどき電話で話すだけなんですけども、声で元気かどうか分かるって言われまして、もうぜんぜん大丈夫だっていうことで。昔はやっぱり電話するのも辛かったんですけども。なんか人としゃべるのが辛いんですね、やっぱり。だから退院して飲みにつれていってくれた友だちにも悪いんですけども、じつはほんとは辛かったんですよね。

ご家族と一緒に住んでいる方は特別扱いしないで、なるべくほっといてもらうほうが、たぶん楽だと思いますね、本人にとっては。」

「そうですね、やっぱり先生とかが頼りになるので、なるべく話を引き出すような感じで接してあげて、何もないんだったら何もないで、そっとしておいてもらったほうが楽な部分もあるので。そうですね、そのへん、ちょっと聞いてあげたほうがいいと思いますね。」